ある日突然、目の前で誰かが倒れてけいれんを始めたら——
「えっ、どうすればいいの?」「押さえた方がいい?」「スプーンって本当に必要?」
そんな素朴な疑問、ありませんか?
今回は「けいれんしている人を見たときに本当にやっていいこと・やっちゃいけないこと」を、わかりやすくお届けします!
🔷やっていいことって?
✅ 周囲の安全確保
まずは、本人がぶつかってケガしそうな物をどけましょう。
テーブルの角、熱い飲み物、ガラス製品…見える範囲だけでもOK!
🧣クッション代わりにタオルや上着を頭の下に置いてあげると安心です。
✅ けいれんが「何分続いているか」確認!
意外と見落としがちなのがコレ。
けいれんが5分以上続くと、命に関わる「けいれん重積」の可能性も。
スマホの時計でもいいので、時間をチェック!
✅ できれば体を横向きに
吐いたものがのどに詰まるのを防ぎます。
でも、無理に動かすのはNG。あくまで「可能なら」で大丈夫です!
✅ 観察も大事
どんな風にけいれんしてる?手だけ?全身?左右差ある?
あとで救急隊やお医者さんに伝えるための大事な情報になります。スマホで動画を録画するとよいと思います。
🔺やっちゃいけないことって?
❌ 押さえつけるのはダメ!
本人が動かないようにと押さえると、逆に筋肉や骨を痛めちゃう可能性が。
❌ 口に物を入れない!
「スプーンを入れる」って話、聞いたことあるかもですが…
絶対やめてください! 喉につまる危険があります。
❌ 無理に体勢を変えない
安全が確保できていれば、そのままでOK。無理に起こしたり抱えたりしないこと。
❌ 飲み物や薬を飲ませない
意識がはっきりしてないときに何か飲ませると、**誤嚥(ごえん)**の危険があります!
🚑こんなときはすぐ119!
- けいれんが5分以上続いている
- けいれんが何度も繰り返す
- 意識が戻らない
- 初めてのけいれん
- 明らかにけが or 呼吸が苦しそう
📝まとめ
けいれんを見たとき、パニックになるのは当然です。
でも、「やるべきこと」と「やっちゃいけないこと」を知っていれば、落ち着いて対応できます。
次の「もしも」のために、今日の素朴な疑問、心にメモしておいてくださいね✍️