こんにちは、救急救命士のTETSU十郎です。

救急救命士を目指す皆さんの中には、「専門学校と大学、どちらを選ぶべき?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。今回は、それぞれのメリット・デメリットを比較し、あなたに合った進路を考えるヒントをお伝えします。

専門学校と大学の違い

1. 専門学校で救急救命士を目指す

メリット

短期間で資格取得が可能(2〜3年)
実践的な授業が多く、即戦力になりやすい
学費が比較的安い(大学と比べて負担が少ない)
国家試験対策が充実している学校が多い

デメリット

一般教養科目が少なく、知識の幅が狭くなりがち
就職の選択肢が狭まることがある(公務員試験や他の医療職への進学が難しい)
進学(大学編入など)の道が限られる


2. 大学で救急救命士を目指す

メリット

4年間で幅広い知識が身につく(医学・看護・災害医療など)
公務員試験や消防士採用試験にも対応しやすい
学士(大学卒業資格)を取得できるので、将来的にキャリアの選択肢が広がる
大学院進学や他の医療系資格取得の可能性がある

デメリット

学費が高い(4年間の学費+生活費)
資格取得までに時間がかかる(4年)
実習が少ない大学もあり、現場経験が不足することがある


どちらを選ぶべき?

🔹 「早く資格を取って働きたい」→専門学校が向いている
🔹 「幅広い知識を得てキャリアの選択肢を増やしたい」→大学が向いている

消防士や救急隊員を目指すなら、どちらでも目指せますが、公務員試験を受ける可能性があるなら大学の方が有利になることもあります。一方、現場にすぐ出たいなら、専門学校でしっかり学んで資格を取るのも良い選択肢です。

あなたの目標やライフプランに合わせて、最適な進路を選んでください!

次回の記事では、救急救命士の国家試験対策について詳しくお話しします。ぜひお楽しみに!

それでは、安全で健康な日々をお過ごしください。

By TETSU十郎

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